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与謝野寛・晶子と高岡古城公園

 北日本新聞によれば本日(5月29日)は与謝野晶子が没した日とか。与謝野夫婦は昭和8年に高岡を訪ねている。

10月31日に夜行で上野駅を発ち、宇奈月(2泊)、富山市(2泊)を経て11月5日高岡市へ到着。高岡で1泊。後金沢等を経て11月13日に東京へ帰着。

 

高岡での行動。

11月5日 延對寺旅館で小休息 →高岡古城公園(図書館で二人が講演)→金屋町(金森氏の工場見学)→太師殿で晩餐   → 延對寺旅館

11月6日 県立高岡高等女学校で講演 →金沢へ

 

高岡古城公園では寛1首、晶子5首残した。

  寛 「高岡の 城の公園 しづかなる 水と紅葉を 路めぐりゆく」

 晶子 「高岡の 古城にのぼり 連山の 秋の雪見る 友の法師と」

    「紅葉散る 朝暘橋を わが超えて 丘にいづれば 白し立山」

    「館など さもあらばあれ 海越えて 羅津にたいす 本丸の松」

    「越の城 大伴卿の 築かねど 奈良の御代のみ 語らるるかな」

    「越中の 高岡城の 園きよし 松とかへでと 立山の白」

 

 高岡滞在中に 寛は7首、晶子18首 残した。また後日高岡市立高岡高等女学校の校歌を作詞。

         高岡古城公園の寛・晶子の歌碑 (写真は『高岡古城公園ガイド』から)

 

2022.5.29

                         高岡観光ボランティアガイド やまたちばな

                              本保澄雄