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高岡市未来政策部企画課 市民活動相談窓口 0766-20-1101

お知らせ
シャキット富山35

シャキット情報125号

内容

①出会い

②Eフェスタ20011活動報告 「北欧に学ぶ」

③感想 被爆ピアノと平和のコンサート  ワークショップ「男女平等と・協同参画と市民活動

④ワークショップ「選択的夫婦別姓 あなたは賛成?反対?

⑤別姓訴訟第2回高等弁論の一日は長くて・・・短くって・・

⑥DVのない社会をめざして2011

⑦「アルツハイマー記念・介護保険シンポジューム」に参加して

⑧「さよなら原発5万人」集会・パレードに参加して

⑨「福島」から日本が見える~原発事故が教えるもの~を終えて

1部200円です。

126号は、「2011年を終えての想い」の特集を組みたいと思います。投稿大歓迎です。12月8日までに、山下さんまでお送りください。

第2回学習会 原発はいらない ~スリーマイル、チェルノブイリを通して、福島が見えてくる~

2011年「 高岡市男女平等推進センター学習支援講座」  時間がたって、初めて明らかになる原発事故、その被害。これまでに起こった過去の事故を追い続けることしか見えない放射能被害。積み重ねられたデータから、未来の福島(日本)を見るため学びあいましょう。

スリーマイル 米 1979年、レベル5) ・・・燃料棒破損。燃料約20トンが原子炉圧力容器の底に溜まる。周辺住民が、大規模避難。事故の2年後、風下地域における乳幼児死亡率が急激に増加した。

チェルノブイリ旧ソ連 1986年 レベル7)・・・定期検査時の実験中の事故。2004年までの公開された医学的データによると、死者数98万5千人。(しかし国際原子力機関であるIAEAは約4千人としている。)

福島 (2011年 レベル7) ・・・東北大地震が引き金の事故 風は当初海側に。しかし、その被害は?

 師: 淡川典子さん    元富山大学教育学部社会科教育教員  

パートナーの(故)山本定明さんと共に、約20年前に原発に関する事故防災についての著書 を技術と人間より

出版。『原発事故の起きる日』―緊急避難はできるだろうか,山本定明/淡川典子 共著、1992年5月

今日まで、志賀原発運転差し止め訴訟と関わり、また行政に対する意見を述べ続ける。

当日流れ:淡川さんのお話の後で1時間ほど、質問も含めたディスカッションを行います。

時:11月13日(日)午後1時半~4時 ・無料 

高岡男女平等推進センター会議室にて(高岡駅前)

ウイングウイング高岡 6階    主催:シャキット35

託児あり(11月4日までにお申し込み下さい) 連絡先 090-8262-3776 のはらひとみ

 

日本の巨大原発事故!

「 学習会 & みんなで考えてみよう会 」です。

 できること、できないことにこだわらず、なんでも話してみよう会、という感じで、気持ちや、想像力をフル稼働させ(原発の稼働はとめて)、みんなで、ざっくばらんに、わいわい話す。そんなところから、思いがけない 知恵や アイデアが 生まれてくることも、よくあります。

様々な質問( 例えば、署名や要望は、たくさん集まっても、一体、受け取る人から、どう上の人に手渡され処理される、あるいは、活かされるのでしょう? )や 今の気持ち、こうしたら、~ができたらいい、など、分かちあってみませんか。(淡川さんのお話の後、「今日までの富山の反原発運動の振り返り」「多くの人がだまされた、と思う中で、事故以前から、原発反対の人はなぜ原発に反対だったのか?」「富山県の議員さん達の反原発度は?」を発表するコーナーも10分程設ける予定です。( 担当:のはら)

 1000年先の人類は(人類がいるとして・・・)、私達の時代をどう思うだろう。彼らは怒りに満ちて分析するだろう。この時代の人間がいかに愚かだったかを・・・

 「 多くの人間が、目先の利益や便利さに振り回され、自然を従わせようとした。地に眠るものを危険な放射性物質に変え、危険を知りつつ核を抑止力として利用し、増やし続け、その挙句、後の人類を滅亡に追い込むほどの「つけ」を残して、胎児を始め子孫を大量に病気にし、未来のことに思いも馳せず、死んでいった 」  と・・・

ドイツの「原子力に反対する100 個の十分な理由」から(一部抜粋のまとめ) +α

 ①    100万年に渡って管理が必要な放射性廃棄物は、今日まで1g も無害に処分されていない。ウラン鉱山は莫大な汚染を残す。処理費用は税金で負担する。米では、一つのウラン鉱山の中のたった一つの汚泥貯蔵地の処理に、10 億ドルの税金を使った。3 万年前のネアンデルタール人が核廃棄物をどこかに埋めたなら、今も人間を死に至らせる放射線を出し続けている――そこは掘り起せず、生物圏や天然資源からは遠く離れ、その水は海に流れてはならない。一体こういう場所があるのだろうか。

②    原子力発電所ではミスは致命的だ。現在では、職人がいなくなり、言われたことだけをこなす労働者にはミスが多い。バルブの開閉、警告信号などの取り間違い、スイッチの入れ忘れ、命令の間違った理解、緊急時の対応の誤り――原発が技術的に完璧であっても、人為的なミスは計算の範囲外だ。

③    核廃棄物処理方法として、核変換がある。この前提条件は、高レベル放射性物質が混ざったカクテルを高精度で個々の構成物質に分別すること。さらに、それぞれの処理を、専用に製造された原子炉内で行う必要がある。極度の手間とコストがかかり、非常に危険で、技術的な実現性は疑問である。その後でも核廃棄物がまだ残る。

④    原発は、核分裂によるエネルギーの約3分の1を電気に変換できる。残りの3 分の2は、生態系にダメージを与えながら河川や大気を温める。別の名前を、「海温め装置」と言う。100万キロワットの原発一基は、1秒間に70トンの海水を7度温める。

⑤    数百万の人々の命を奪い、地域全域を居住不可能にするのに、原子爆弾を持つ必要はない。原子力発電所を1 つ攻撃すればそれで事足りる。ドイツで行われた実験のシュミレーションは、被験者のパイロット50%が、ジャンボ旅客機を原子力発電所に突入させることに成功した。

⑥    風力、水力、バイオマス、地熱発電は、地球がある限り持続可能である。

原子力はエネルギーのなかで、もっとも危険で、石油がないと運転できず、処理費等を含めると結果的に莫大な費用となる。それは電力流通を妨げ、分散型の再生可能エネルギーの拡大を遅らせ、大企業の利益と影響力を確保するために、再生可能エネルギーと省エネの妨げとなってきた。