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この雪の 消(け)残る時に いざいかな・・・・

この雪の 消(け)残る時に いざ行かな 山橘(やまたちばな)の 実の照るも見む (万葉集 巻十九 4226)

 

大伴家持越中赴任中に詠んだ歌である。

この雪の消え残っている間にさあ出かけよう。そして山橘(やまたちばな)の赤い実が雪の中で照り輝いているのも見よう。

白い雪に赤い実。そして緑の葉。視覚に訴えた歌である。 

 

山橘:別名十両とも言われるヤブコウジのこと。秋から冬にかけて赤い実をつける。

    めでたい花として正月などに使われる。

 

長い名前によって引き起こされる笑いを主題とした古典落語「寿限無(じゅげむ)」では「寿限無寿限無・・・ヤブラコウジのブラコウジ・・・」という言葉が出てくるが、このヤブラコウジ、ブラコウジはやぶこうじのことである。

 

本日(2月20日)は快晴。気温も13℃。昨日は春一番も吹いて春の到来を告げる時期である。

この時期、まさに雪の消残る時期。 高岡古城公園のやぶこうじを見に行った。(ただし、家持がこの歌を詠んだのは12月の雪の日)

消え残った雪はあったが残念ながら赤い実も緑の葉っぱもなかった。

赤い実がついていれば少しは大伴家持の気持ちになっかも。

 

                 中の島のやぶこうじ 写真は2月21日

 

                              高岡観光ボランティアガイド やまたちばな

                                        本保澄雄