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男性介護者の会「みやび」
2024年度も積極的に活動を展開して参ります。よろしくお願いいたします。
令和の時代になっても、男女の家族介護者は、自身の健康に不安を抱いたり、キャリアアップを断念したり、余暇時間が取れないなどの困難に直面しています。若い家族介護者は、進学や就職にも影響が及んでいます。まさに家族介護者が直面する問題は、人権問題として認識される必要があるのです。
介護保険制度の有効性は認めつつ、この制度下の介護する人は、いつも元気で協力的であるという前提があります。が、実際は、介護する人も疲れもするし、病気もするし、休みたいと思うこともあるのです。私は、家族を介護する人が、個人として尊重され、大きな負担を感じることなく、これまでの生活を維持するために次の3つの社会的支援の必要性を考えています。介護者が・・・
・健康であること(健康権の保障)
・仕事の継続のみならず、個性と能力を発揮し、目指すキャリアを実現できること(働く権利の保障)
・趣味など余暇時間を確保できること(余暇の保障)
性別にかかわらず、家族を介護することを選択した人が、快適で豊かな生活が政策的に保障される社会を目指して活動して参ります。
2024年4月
男性介護者の会「みやび」
代表:平尾 隆
連絡先Email nakada.tk2022@gmail.com
【平尾 隆:プロファイル】
1956年、高岡市生まれ。大学入学と同時に大阪へ。卒業後、そのまま大阪で就職、結婚。息子2人。
1999年1月、妻が脳腫瘍摘出手術を受け、介護が必要になる(現在、妻は、指定難病「ウエルナー症候群」に認定されている)。
1999年1月の手術当時、妻が39歳。私、42歳。息子たちは、小学校4年生と2年生。私には、妻の介護のみならず、息子たちの世話があったため、仕事から帰宅後、家族のケアという1日の第2ラウンドが待っていた。この頃の1日の睡眠時間は、2時間もなかった。
2011年3月11日、Uターン。翌、2012年2月に男性介護者の会「みやび」を立ち上げ、代表として運営している。2023年、国家資格キャリアコンサルタント取得。
グループ名の「みやび」は、妻の名「雅子」から取っているが、プラス、家族介護にも優雅さ(気品があること。ゆとりがあること)があってもよいのではないかという思いがあった。
活動の対象は、「男性介護者」と「ヤングケアラー」と2本の軸。
【活動歴】
- 平成22年度 奈良県男女共同参画推進員&県民会議委員
- 平成24年度 高岡市男女平等推進市民委員会委員
- 平成26年度 高岡市男女平等推進センターネットワーク委員
【取得学位】
- 金沢大学大学院人間社会環境研究科博士前期課程修了 公共政策修士(平成25年)
【受賞歴】
- 平成25年、公益財団法人日本女性学習財団 「2013年度日本女性学習財団賞」奨励賞を受賞
【単独講演&シンポジウム登壇】
のべ約50回
プロフィール
団体名 | 男性介護者の会「みやび」 |
---|---|
事務局住所 | 富山県高岡市中田 |
活動区分 | 市民活動団体 |
代表者名 | 平尾 隆 |
活動分野 | 保健、医療又は福祉の増進、男女共同参画社会の形成推進 |
会員数 | 8名 |
会員の募集状況 | |
会員応募の際の
問い合わせ先 |
nakada.tk2022@gmail.com⇒お問い合わせは、このメールアドレスにどうぞ。お問い合わせ内容は、会員の応募に関してでなくても構いません。研究者、報道機関の方、院生・学生など遠慮なくどうぞ。 |
会の目的 |
活動目的は、家族の介護を行うことを選択した人が、 きちんと介護をしながら、心身の健康を守り仕事の継続ができて、趣味や友人とのかかわりを続けることが可能な社会をつくることです。・健康であること(健康権の保障) ・仕事の継続のみならず、個性と能力を発揮し、目指すキャリアを実現できること(働く権利の保障) ・趣味など余暇時間を確保できること(余暇の保障) |
活動状況 |
①家族の立場、市民の立場から介護者支援の取り組みにかかわっています。 ②単独講演や自ら企画した講座を実施しています。また、介護者問題をテーマにしたシンポジウムに登壇者としてかかわり、介護者支援の重要性を訴求しています。 ③今後も東京の一般社団法人 日本ケアラー連盟と連携を取っていきます。 |