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お知らせ
男性介護者の会「みやび」

家族を介護する女性の会“あゆみサークル”の立ち上げにあたって

家族を介護する女性―社会的支援の蚊帳の外であってはならない

 

男性介護者の会「みやび」

家族を介護する女性の会“あゆみサークル”

代表:平尾 隆

2017年7月23日

本会のお問い合わせ先&会合参加申し込みメールアドレス:

ayumi.care2017@gmail.com

 

 「家族を介護する女性が集う場所がない。平尾さん、女性の会を立ち上げてよ」。

 3年前のある日、私は、当時高岡市内の地域包括支援センターに勤めていた職員からこんな電話を受けた。男性介護者の会「みやび」の活動も軌道に乗って、市内の地域包括支援センターや介護事業所に知り合いの専門職が多くなってきた時期であった。私は「女性の会」と言われてイマイチピンとこなかった。なぜなら、日本では介護は女性が担うものとされてきた関係で、家族を介護する女性への社会的な支援体制は、充分とは言えないまでも、男性に比べて確立されているのではないかと考えていたからである。それにそもそも、専門職には女性が多い。家族を介護する女性へのサポートは、家族介護者の会がなくても専門職の力量で果たせると感じていた。

 

 ところが、現実はそうではなかった。家族を介護する女性は、ケアマネジャーなどの専門職に介護生活の困りごとを相談しようにも、専門職に変に思われるのではないかとか、嫌われたりするのではないかとか、妙に気を使って自分自身の心の内にしまい込んでいる人が多かったのだ。また、ママ友たちに介護経験者がおらず、ガラスのような見えざる壁に囲まれて、1人悶々とした生活を送っている人も珍しくなかったのだった。ひょっとしたら、3年前に電話をかけてきた地域包括支援センターの職員は、そのあたりに気づいていたのかもしれない。

 

 私は、平成24年2月、男性介護者の会「みやび」を立ち上げて、男性介護者が抱える問題にスポットライトを当てて活動してきた。平成26年2月には、10代、20代で家族の介護を担う若者(ヤングケアラー)に着目した。そして今回、家族を介護する女性の会“あゆみサークル”を立ち上げ、活動を開始する。男性介護者、ヤングケアラー、家族を介護する女性と、一つひとつのピースが集まることで、家族介護者への社会的支援の枠組みが形成され、ひいては包括的な家族介護者支援法制定への足掛かりとなることを信じて疑わない。